せっかく買った食材、気づけば傷んでいた…なんて経験、誰でもありますよね。
実は、ほんの少しの工夫で食材の保存期間を2倍以上に伸ばすことができるんです!

今回は、家庭で簡単にできる食材を長持ちさせる保存テクニックを、冷蔵・冷凍・常温別に詳しくご紹介します。

冷蔵保存編:野菜を長持ちさせるコツ

① 葉物野菜は「立てて」保存!

ほうれん草や小松菜などの葉物は、寝かせて保存すると早く傷みます。
買ったままの袋に入れて立てて保存することで、鮮度をキープできます。

② キノコ類は「キッチンペーパー+保存袋」で

しいたけやしめじは湿気に弱く、そのまま保存するとカビやぬめりの原因に。
一度キッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵庫へ入れるのがベストです。

③ トマトは「ヘタを下」にして

トマトはヘタの部分から水分が抜けやすいため、ヘタを下にして保存することで長持ちします。

冷凍保存編:下処理+密閉で保存力アップ

④ 肉・魚は小分け&空気を抜いて保存

そのまま冷凍すると霜がつきやすく、味も劣化しがち。
1回分ずつ小分けにしてラップし、ジッパー付き袋で密閉しましょう。

⑤ ごはんは「ラップ+平たく+あら熱をとってから」

炊き立てのごはんは、湯気を逃がしてからラップで包むとベタつきを防げます。
さらに平らにして冷凍すると、解凍が早くて便利です。

⑥ 卵は冷凍NG!でも「溶き卵」なら保存可

卵は殻付きのまま冷凍すると割れる危険がありますが、溶き卵にして密閉容器に入れればOK
半熟卵・ゆで卵も冷凍には向いていません。

常温保存編:知っておくと便利なポイント

⑦ 玉ねぎ・じゃがいもは一緒に保存しない

玉ねぎから出るガスがじゃがいもを傷ませてしまいます。
別々の袋・場所で保存するのが正解。

⑧ バナナは吊るして保存

接地面があるとそこから傷みます。
バナナスタンドなどで吊るして保存すると、黒くなりにくく長持ちします。

⑨ パンは夏場は冷蔵、冬は常温が◎

パンは湿度や気温に敏感。
気温25℃以上の時期は冷蔵保存、それ以下の季節は常温保存が基本です。

まとめ:食材ロスを減らして家計にも優しく♪

ちょっとした保存方法の工夫で、食材が驚くほど長持ちします。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。

  • 野菜は立てたり、湿気を避ける保存で長持ち
  • 冷凍は小分け&密閉で劣化を防ぐ
  • 常温保存も場所や組み合わせに注意

賢く保存すれば食費もムダもぐっと減らせます!
今日からできることばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。