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2024パリオリンピック20キロ競歩の代表内定が決まった藤井菜々子選手。
藤井選手のこれまでの実績と、代表内定に至るまでの成績をまとめてみました。

藤井菜々子選手の競歩人生

藤井菜々子

福岡県那珂川市出身の藤井選手は、北九州市立高校1年時から競歩を始め、2、3年にはインターハイ女子5000メートルに出場し、連覇を成し遂げています。

小学校3年時から陸上を始め、中学校時代まで中長距離の選手だったそうです。
驚異のスタミナは中学校で養われていたのですね。

世界陸上

藤井菜々子
高校卒業後はエディオンに入社し、2019年にドーハで行われた世界陸上20km競歩で見事7位入賞!

藤井菜々子
2022年オレゴン大会では、前回の順位を上回る6位に入賞しました。
この成績は、2009年ベルリン大会の渕瀬真寿美選手と、2019年岡田久美子選手と同じ日本人最高順位です。

藤井菜々子
2023年のブダペスト大会では14位と前回大会より成績を落としていますが、1時間30分10秒でのフィニッシュなので悪い成績ではありませんでした。

東京オリンピック

藤井菜々子
2020年3月15日に行われた全日本競歩能美大会出場。
日本代表選手選考会も兼ねたこの大会で優勝し、代表入りを確実なものとした。
タイムは1時間33分20秒。

藤井菜々子
2021年8月6日に行われたオリンピック本番では、1時間31分55秒でフィニッシュ!
結果は13位でした。

パリオリンピック選考会

藤井菜々子
2024年2月18日に行われた代表選考会も兼ねた日本選手権において、日本歴代2位の1時間27分59秒(大会記録)で優勝し、前回の東京オリンピックに続き、2大会連続でのパリオリンピックの切符を確実なものとしました。

今日の目標が、派遣設定記録を突破して優勝し、(パリオリンピック代表)内定だったので、今、ホッとしている。
展開としては、10kmくらいまでは、4分25秒前後で押していき、そこから少しずつ(ペースを)上げて、あわよくば(1時間)27分台を(出せたら)と思っていた。その通りのレースができたと思う。

引用:日本陸上競技連盟公式サイト

思い通りのレース展開で、本人も納得できる内容と結果でしたね!おめでとうございます!!

最後に

パリオリンピック女子20km競歩の決勝レースは8月1日トロカデロで行われます。
メダルが期待できる競技なので、藤井選手を全力で応援したいと思います!